2020-01-01から1年間の記事一覧

パンデミックの年

今年最後の記事になるが、やはり新型コロナウイルスについて書くしかない。最初から最後まで全世界が新型コロナに翻弄された一年だった。しかし過去形じゃなく、今現在も感染拡大中、衰える兆しはまったくなく、それどころか変異種がいくつも発見され始め、…

今年(2020)のベスト5

毎年年末になると一年を振り返り、私自身のため大いに役立った身近な品物を5点挙げることにしているが、今年は以下のような結果となった(順不同)。 1・樹木の剪定用ハサミ 春から秋、これまで家の周囲の雑草は直接手でむしっていたが、効率的じゃないし…

悪天候になる前に

先週の平均最高気温は13~14℃前後でかなり暖かく、金沢の12月とは思えなかった。しかし、今週から一気に冷え込むとの予報が出て、連日雪マークが連なる。ようやく本格的な冬の到来となりそうだ。 特に、明日の火曜から真冬並みとなり、ひょっとして雪…

浮世離れの我が人生

12月に入り、もうしばらくで今年も終わるのかという感慨と共に、この時期を迎えると月日が過ぎる早さを実感しながら焦りの気持ちも少し芽生える。この一年私は何をしていたのか?と。 大したこと全然しなかったなぁ、と情けなくなる一方、こうしてただ生き…

自分への訓戒

何かを表現するのは素晴らしいこと。とはいえ、どんな分野でもそう簡単に表現できはしない。例えば「詩を書く」とは単に言葉を連ね、行分けすればいいというわけではなく、それ以前に散文が問われるのだ。すなわち文章力のない人が、安易に詩らしきものを書…

無症状の感染者と自覚しつつ

まさか11月下旬の金沢で夏を体験するとは思わなかったな。先週の水曜と木曜は日中の気温が26℃を超える夏日、陽が沈んでからも25℃の熱帯夜。石川だけでなく全国各地で11月における最高温度を記録したという。 暖かい、というより暑くてヘタすれば熱中…

陰謀論にダマされるな

米国大統領選でトランプが敗北。ホッとしてはいるが、しかしなぜトランプのような人物が大統領になれたのか、今後、大いに検証しなければならないだろう。 トランプという大統領が存在したことは、偶然ではなく時代の必然だったかもしれない。インターネット…

トランプよさらば

ジョー・バイデンが現職のドナルド・トランプを破り米国次期大統領に当選した。決まるまで時間がかかり少しモヤモヤしていたが、これでスッキリ、何よりトランプとオサラバできるのが嬉しい。 バイデン氏は高齢でもあり、正直そんなに期待はしていない。周り…

もっとも不思議な謎

11月に入り、今年も残り二ヶ月。これからあっという間に年の瀬となり、そしてまた新年を迎える。いつも同じ言を繰り返すが、本当に時間の経つのが早く、年を取ったせいでそれは益々スピードアップしてきている。 ちょうど今、晴れた夜には北東の空には満月が…

時間を大切にしたいのに

今月も最終週を迎えた、とはいえまだ10月。台風があまり来ない今年は、だから心地良い秋の季節を満喫したいが、しかし朝夕はすっかり冷え込み、暖房器具に頼らざるを得なくなった。エアコンだけでは物足りず、そろそろ石油ファンヒーターも出さなければい…

米国の未来

米国で次期大統領選が間近に迫ってるが、今回は、現職のトランプ大統領と民主党候補のバイデン氏とで争われる。現在のところ支持率ではバイデン氏が約50%、トランプ大統領が約40%。支持率だけを見るとバイデン氏が有利とはいえ、蓋を開けてみなければ…

「ふつう」ってなに?

大抵の人がさりげなく口にする言葉に「ふつう」がある。「自由」や「平等」などと違い、訴える力が希薄なこの言葉にはなぜか人々を安堵させる要素がある。 しかし、考えれば考えるほど「ふつう」は不思議な言葉だ。そもそも「ふつう」とは一体なんだろう。そ…

こだわりを捨てる

10月を迎え天気がいいと、いかにも清々しく秋らしい感じがする。雨もときどき降るが、概ね晴れの時間帯が多く、台風の発生も少ないので、このところ私の周辺はとても穏やかで静かだ。 さて、1日から東京も対象になった「Go To トラベル」だが、高級で上位…

右往左往する日々

秋分の日が過ぎると、日暮れがどんどん早くなり、寂しい思いがいっそう募るが、しかし併せて、なんだか急き立てられてるような慌ただしさも感じる。身の回りに細々とした物事はつねに生じて、簡単だからと後回しにするとかえって面倒になりかねず、それらは…

特別な時間や場所?

日々生活を送る中、人は特別な日時や場所を設定したがる。思い込みの強い人ほどその傾向にあるだろう。「パワースポット」とか「聖地」とかを設け、思い出の記念とか、大きな事件が起きたからとか、そんな日時や場所を特別に祝ったり追悼したがる。 気持ちは…

夏が終わり、政権交代?

先週までは直射日光が強烈、暑くてたまらなかった。金沢で9月に4度の猛暑日は新記録、やはりこれは異常気象だ。今週に入りようやく涼しくなり、酷暑から解放される。今季、さすがにもう猛暑日も熱帯夜もないだろうし、一気に秋の気配が深まりそうでホッと…

人生100年の生き方

織田信長は「人生50年」と口にしたそうだが、信長が生きた戦国時代と違い、今や「人生100年」時代を迎えようとしており、当然のごとく高齢になってからの生き方が問われる。時代を反映し、書籍やネットなどでは高齢者に関する記述がとても多いし目立つ…

ひさしぶりにホッとした

安倍晋三首相がついに自ら辞任を表明した。持病の悪化が原因らしいが、何はともあれ7年8ヶ月も続いた「悪夢のような安倍政権」に終止符が打たれるかと思うとホッとする。しかし自民党を中心とした政治が終わるわけでなく、さらに悪政が続ようなら気は滅入…

猛暑とコロナのはざまで

西日本、特に太平洋側東海地方の猛暑は異常、連日40度近い気温とはいったいどうなってるんだ。先日は静岡の浜松でこれまでの日本最高と同じ41.1℃を記録したが、41℃に比べれば猛暑日の35℃なんて涼しいくらい、金沢の31~32℃は寒くて風邪を引きそうだ。 この暑…

不味い飲み物

グルメでない私は飲食物に好き嫌いはなく、空腹と渇きが最高の調味料だと思っているから何でも口にすることができる。ただ、非アルコール飲料に関して私はコーラやジュースの類はほとんど飲まない。 普段の生活で馴染みの飲み物は緑茶とコーヒー。インスタン…

若いうちから断捨離を

それぞれの人生、どんな生き方をしようと構わない。私は私の、あなたはあなたの人生を全うすればよい。たが、人は自らの意志でこの世に誕生したわけではないので、初めからどうしても一方的に流される受け身の存在である。 学校に通い、会社勤めをし、結婚し…

散歩したいけど

7月が終わり、8月に入った途端、空模様は裏表がひっくり返ったように変化。朝から青空が広がりホッとする。北陸地方も長かった梅雨がようやく明け、新たな気分で毎日を過ごせそうだ。 ところで、8月の声を聞くと、夏の盛りなのに寂しい気持ちになるのはな…

「Go To トラブル」と東京差別

「Go To トラベルキャンペーン」が始まったが、これは「Go To トラブル」で火に油を注ぐようなもの、まさに「新型コロナ全国感染拡大キャンペーン」に他ならない。 二週間後、そして一ヶ月後にどうなるか誰もが想像できるはず。最悪の事態を招きかねないのに…

ゴジラ対コロナウイルス

世界で新型コロナウイルスの猛威が止まらない。ついこの間、感染者が1000万人を超えたとの報道があったばかり。今週に入った途端それは1400万人を突破し、併せて死亡者も50万人から60万人以上へと増加した。日本でも首都圏を中心に感染が急拡大、全国へ再波…

私たちの世界

雨が降ったり止んだり、いかにも梅雨空で鬱陶しい。七月に入ってから、未だキレイな青空を拝んでいない。肌寒いので少し身体を動かすが、湿度が異常に高くジメジメした衣類が肌にまとわりつくのでとても不快だ。 もう二度と青空を拝むことはできないかもしれ…

これからが本番だ

東京を中心に新型コロナが再び全国的に感染拡大しそう。五日続けて100人超えした東京だが、増加に拍車がかかるのは間違いなく、こんな事態になるのは「緊急事態宣言」を解除した時から分かっていた。第一波よりむしろ第二波の方が深刻になる可能性もある(特…

海辺のカフカの佐伯さん

つい最近、村上春樹の「海辺のカフカ」の世界に耽溺、短期間で読み終えた。二つの異なる世界が並行して描かれ、最終的にどうなるかと興味津々。そのミステリーとエロスで構築された深淵な世界観に、私は読んでる間すっかりハマってしまった。 しかし読了後、…

三つの人生

単純に二項対立させ比較するのは好きじゃないが、物事を説明するには分かり易く便利だからついその手を使う。例えば人間について語るとき、男と女、背が高い低い、太ってる痩せてる、内向的と外交的、理科系と文化系、さらに肉食系か草食系か…等々。 人間に…

本当の自由

「型にはまるな、もっと柔軟に」と自らに言い聞かせたい。これすなわち、目的と手段を履き違えるな、ということ。「~すべき、~でなければならない」と自らを縛ってばかりいては、斬新な発想は湧いてこないし、目指す成果も得られるはずがない。 日々を振り…

新型コロナの6月

昨日と今日の気温、朝方が16~17℃で日中は25℃前後。一日を通してこれくらいの温度変化が、寒くも暑くもなくちょうどいい。青空が広がり、まさに初夏の陽気、本当に清々しかった。 玄関先の小さな庭ではヤマアジサイが咲き誇り、その幾つもの小さな紫の花びら…