2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

現状を打破するために

人を好きになるのはいいことだ。それはとてもいいことだ。好きになる感情も、何でも気軽に話し合える友情だったり、先輩や恩師に対する尊敬の念であったり、親子や兄弟姉妹の情愛であったり、人間同士の関係においていろいろある。だが、いま、ここで語りた…

ちょっとした違い

かなり昔、「若いという字は、苦しい字に似てる…」という詞の歌があった。その歌が流行したとき私は、確かに「若」と「苦」は似ているなぁ、若いときは青春を謳歌しつつ輝かしい時代でもある反面、辛いことや悲しいことにまみれ苦しいことの方がむしろ多いか…

恋と革命のために生きる

「人間は、恋と革命のために生きる」とは、確か太宰治の言葉じゃなかったかな。こんな言葉は軽々しく口にできないが、しかし「人間は何のために生きるか」をとことん突き詰めるなら、「恋と革命」はまことに正しい答えだと思う。 男は女を、女は男を、なぜ求…

フランスという国

フランスという国から何を連想するか。人それぞれだろうが、私ならやはり芸術と観光、そしてワインを含む料理である。文学や美術は奥深いし、世界一観光客が訪れるし、料理は東洋の中華料理と並んで西洋の王様だし、ワインといえばフランスだ。おそらく多く…

安全な刑務所か、危険な解放区か

「原発は無くなったが、朝から晩まで生活がガチガチに管理・監視された社会」がいいのか、それとも「原発は稼働しつづけるが、ひとり一人が自分の好きな道を歩むことのできる自由で平等な社会」がいいのか。 上記二つの社会のうちどちらか選ばざるを得ないな…

原発と社会構造

今年2月9日に実施された東京都知事選で敗北したとはいえ、小泉・細川両氏は意気軒昂、脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」を一般社団法人として発足させた。政治色を排し、脱原発の幅広い勢力の結集を図り国民運動として働きかけるらしい。両氏の志…

人間社会主義

20世紀はいろいろ形容されるが、資本主義に対する社会主義の時代でもあった。1917年のロシア革命を発端に、ロシアがソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)になる。その後、東ヨーロッパ諸国、中国、ベトナム、キューバ…等々の国々が次々と社会主義化し、…

市場原理の行きつく果て

「セウォル号」沈没事故から2週間ほどして、こんどはソウル市内の地下鉄で追突事故が発生、多くのけが人が出た。公共交通機関の不備に対し韓国内では政府への不信が募り批判が高まっている。それら一連の事故に関して、日本ではネットを中心に韓国を嘲り見…