2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

国境ってなんだ?

国と国を分け隔てる境界線とは何? いったい誰が境界線を引いたの? 少なくとも、日々生活に追われ、食べることに汲々とする多くの一般庶民ではないだろう。資源や領土を奪うことを画策し、権力を誇示し、大衆を支配したがる為政者たちが勝手にそれを引いた…

外国人への意識

インターネットの普及で国際的感覚を身に付け、意識において国境が取り払われるべき時代にもかかわらず、なぜか自国ばかり優先させようと他国を排斥したがる、そんな逆行する動きになるのはなぜか。何十年も前の、ふとした事を思い出す。 会社務めをしていた…

いざとなったら逃げる

東日本大震災の後、津波対策のため巨大な防潮堤が東北の太平洋側沿岸を中心に全国に建造されようとしている。だが、これは見直すべきだ。海の景観が破壊されるし、どんなに頑丈で高い防潮堤であろうと、その強度や高さを凌ぐ地震や津波が襲ったら、被害は拡…

絶望したほうがマシかもしれない

「どんな辛い状況にあろうと、人は希望を失わなければなんとかなる」とは一般に流布するフレーズで、私も普段からそう思っている。人は生活を営みながらいろいろ面倒な事に遭遇するけれど、その都度大概のことは切り抜けてなんとか生き延びる。 お金、仕事、…

映画のリアリティー

1954年に公開された「二十四の瞳(木下恵介監督)」は日本映画史上における反戦物の傑作だが(日本の加害性には目をつむり、戦争に翻弄される人間の悲劇性のみに焦点を当てるという弱点を内包しているものの)、この作品のどこに感心したかと言えば、人…

勝手な思い込み

本当に存在するのかどうか、悪意を秘めた捏造なのか、単なる初歩的ミスなのか。連日、STAP細胞問題が世間を賑わせているが、主役を演じる小保方晴子さんを見ていると、この人は相当思い込みが激しい人なんだなぁ、と思わずにはいられない。 科学的で詳細なこ…

背後の世界

アンドリュー・ワイエスというアメリカ人の画家は日本でも人気があり、「クリスティーナの世界」という絵が特に好まれる。これは私も好きな絵のひとつであり、どこに惹かれるかといえば、自分の家を目前にしながら広い草原の中で両手を付いて横たわるクリス…

消費税増税が始まった

4月1日からいよいよ消費税8%がスタート。いつも通う近所のスーパーでは、黒色で現物の値段を、赤色で8%税込みの値段を、それぞれ一枚の値札に上下表記して品物を並べてある。消費税が実感できる仕組みだ。 3%の消費税が導入されたときや、5%に消費…