2016-01-01から1年間の記事一覧

異常気象

今年も残すところ後一日。どうしても気になるので今年最後のブログは天候について書くことにしよう。 ああ、それにしても穏やかな12月だった。金沢では初雪が降り、その後も雪は降り多少は積もったがすぐ溶けてしまった。冬だから寒いと言えば寒いが、凍える…

2016年 私の身の回りベスト5

今年もいろいろあったが、その中で特に良かったものを挙げてみたい。範囲を広げると際限がなくなるので、私が直接体験した身近なものだけから選ぶ。 映画好きな私としては映画作品を挙げないわけにはいかないだろう。「シン・ゴジラ」と「君の名は。」、そし…

テレビを消そう

20世紀に発明された品々は数え切れぬほどあるが、中でも私たち庶民にもっとも影響を与えた物はテレビかもしれない。テレビを通して私たちは世の中の動静を即座に知ることができるようになり、だからこれほど情報操作に適した媒体はなく、人々はテレビを見な…

売国奴たち

沖縄県名護市沿岸で米軍のオスプレイが墜落大破したが、この事故で抗議に出向いた沖縄県副知事に対し、在沖縄米軍トップのニコルソン調整官は、なんと、「パイロットは県民に被害を与えなかった。感謝されるべき」と逆に不満感を示したという。 ニコルソンの…

壁を破る

見えない、聞こえない、喋れない、想像を絶する三重苦を克服したヘレン・ケラーは世界的に有名だが、そんな彼女を教えた奇跡の人サリバン先生の努力はとても感動的だ。特に、ヘレンが水(water)という単語を初めて覚えるまでの並々ならぬ我慢と格闘、ひとつの…

我慢の時代

自国第一主義をトランプ次期米国大統領が声高に叫んでいる。今後しばらくは保護主義的傾向が世界を覆うかもしれない。ヨーロッパやアジアでトランプと似たり寄ったりの人物が徘徊して、とても憂慮すべき事態。しかし、これも時代の流れなのだろうか。 私はこ…

思った通りにはいかないなぁ

まったく自分の思った通りにはなかなか行かないもの。毎日の生活の中、ほんの小さな事ですら、いろいろつまずく。 先日、AppleのiTunesからダウンロードして映画を観ようとしたが、突然通信が途絶え画像がストップ、まったく鑑賞できなくなった。その後リセ…

貧乏を楽しむ?

毎月最終日に私はきちんと家計簿をチェックする。先月もいろいろ出費が嵩み、予想以上に使ってしまった。臨時にどうしても必要なものはしょうがないが、臨時のはずが毎月出費するようでは本当にマズイ。 IT機器や家電などの電化製品、そして衣類や家具など滅…

近未来の人間とロボット

先日、近所のソフトバンク支店を覗きに行ったとき、店内にあの話題になった「ペッパー(Pepper)」が設置されて、いきなり彼(彼女)が私に話しかけて来た。 予想もしてなかったのでちょっと驚いたが、あのペッパーかということで、遊ぶつもりで私はしばらく…

宝くじは買わない

年末ジャンボ宝くじが発売されたそうで、今年も前後賞合わせて10億円だとか。ついこの間まで3億円だったような気がするが、いつの間に10億円まで増えたのだろう。1億でもすごいのに、10億とは凄まじい。 東京時代に宝くじを何度か買ったことがある。末尾の数…

果たしてどうなるのだろう?

トランプ次期米国大統領は早速人事に取り掛かっているが、その顔ぶれを見る限り、かなり絶望的にならざるを得ない。長男とか次男とか、さらにその妻たちとか、そんな家族や縁故の連中を政権中枢に組み込もうとしている。おいおい、北朝鮮と同じじゃないか、…

世界を映す鏡

映画でシリーズ物は日本にも外国にもたくさんあるが、何と言っても「ゴジラ」や「寅さん」が国内ではお馴染みだし、外国ではイギリスの「007」がすぐに思い浮かぶ。アメリカ・ハリウッドでは「スターウォーズ」が有名でとても人気がある。 昨年公開されたス…

さて、どうする?

もし、私がアメリカ人だったら今回の大統領選では誰に投票したか? トランプは最悪、ヒラリーも全くダメ。結局、候補者の中では一番まともな「緑の党」代表ジル・スタインに私は投票しただろう。結果は最悪のトランプが新大統領に当選、アメリカ人の私は酷く…

貧しき者たちよ、連帯せよ

アメリカ合州国次期大統領にドナルド・トランプ氏が当選した。これには世界中がビックリ仰天し大騒ぎになったが、期待と賞賛の声はあまりなく、多くが落胆と絶望にまみれている。当然だろう、自国第一主義で、人種差別主義者が最強国の指導者になるのだから…

2016年米国大統領選

アメリカ合州国の次期大統領がもうすぐ決まる。女性初のヒラリー・クリントン氏か、それとも不動産王ドナルド・トランプ氏か。正直、私はどちらも大統領になって欲しくない。しかしどちらかが必ず新大統領になるわけで、これは米国民にとって不幸な事態だが…

牛丼の思い出

先日、金沢駅構内で牛丼の「吉野家」を見つけ、懐かしさのあまり久しぶりに食べてみた。東京で暮らしていたとき以来だから、およそ8年ぶり。 長く暮らした東京で思い出の食べ物といえば、何と言っても大勝軒のつけ麺、そして吉野家の牛丼である。東京の地に…

日本シリーズ雑感

今年のプロ野球日本シリーズは北海道日本ハムファイターズ対広島東洋カープ、初顔合わせで実に新鮮だった。 広島が2連勝して圧倒的優位に立ったが、しかし短期決戦、何が起きるか分からない。広島がこのまま勝ち進むとは思えなかったし、もつれるんじゃない…

国境線という幻想

北陸中日新聞朝刊の紙面「こちら特報部」左上に「本音のコラム」というコーナーがある。そこで金曜日担当の佐藤優氏が先週21日に北方領土問題に関し現実を直視した見解を述べている。かつて外務省の中枢を担った氏ならではの意見具申だが、ひとつ気になる…

ボブ・ディランのノーベル文学賞

ボブ・ディランが今年のノーベル文学賞を受賞した。彼の文学賞受賞のニュースは全世界を駆け巡り、大きな話題を呼び、賛否を繰り広げた。今現在、彼は雲隠れしてここ一週間ほど連絡がつかないらしい。 ノーベル賞受賞といっても事務局側が勝手に選んだに過ぎ…

豊洲の闇

政治の裏側は魑魅魍魎、何が蠢いているか分からない。報道の裏の裏まで読み取る能力がないとまんまと騙される。とはいえどんなにメディアリテラシーを高めようと、その現場に入り、当事者にならない限り真相を知ることはできない。 東京の豊洲市場問題などは…

基礎と応用

ノーベル賞の季節、加熱するメディアの報道合戦。先週の3日(月)医学生理学賞で日本人が受賞したことでまたまたお祭り騒ぎとなった。オリンピックやノーベル賞で騒ぎ過ぎの風潮には本当にウンザリする。 ところでノーベル賞は過去の実績により与えられるが…

昔と今

大型台風18号が日本海から北陸方面に近づいた5日(水)の夜、金沢もかなり強い風が吹き始め、私はかなり緊張していた。なにしろ久しぶりの襲来だったので。 最大風速35メートル、瞬間最大風速45メートル、こんな台風でも直撃したら私のオンボロ家などひとた…

ギャップ

馴染みのJazzBarのママから教えてもらったユッコ・ミラーというジャズサックス奏者。さっそくYouTubeで見たのだが、これがなかなか素晴らしい。 ユッコ・ミラーは日本人の女性で本名は大西由希子。 年齡は25歳という若さ。髪をピンク色に染め、ワンピースの…

車は嫌いだ

東京では最初から最後まで池袋の周辺に住んでいたが、山手線と地下鉄を利用すればほとんどの用が足せ、車はまったく必要なかった。バスには東京で暮らした33年間で2度しか乗ったことがない。 私は車の免許証を持っているが、車は所有していないし、40年以上…

金沢市議会の実態

富山市議会の政務活動費不正受給問題は全国ニュースでも取り上げられ、また不正を認めた人数の多さから問題の深刻度は益々増している。北陸中日新聞の報道によれば、今やほとんど「議会 崩壊状態」に陥っているらしい。 ところで私が暮らす隣の金沢市はどう…

巨大な物は悪い

巨大で融通の効かない原発は即廃止すべきだ。3.11東電福島第一原子力発電所の大事故で身に染みたはずなのに、政治や電力会社の権力機構が相変わらず原発にこだわりたがるのは、背後で多額のカネが動くと同時に、「核」の幻想に囚われているからだろう。 とき…

100歳以上の数

2016年度 全国の100歳以上の高齢者数が今日(9月14日)の朝刊に載っていた。過去最高の6万5692人。昨年より4124人多く、女性が5万7525人、男性は8167人とのこと。 46年連続増加で、それにしても昨年からの増加数が半端じゃない(前記事の数は2015年度のお…

人生100年

高倉健、菅原文太、愛川欽也、野坂昭如、永六輔、大橋巨泉…等々、最近、各分野で活躍した男性の著名人が相次いで亡くなった。そして、彼らのほとんどが80代前半で生涯を全うしている。一般男性の平均寿命と比較するなら、彼らの寿命は平均より少し上で、だか…

私の贅沢品

好き嫌いは別にして、誰もが車を利用せざるを得ない現代社会。車は一家に一台所有するのは当たり前、二台所有する家も珍しくない。だから車を持つことは普通の生活者の証明でもある。 「車の所有は普通」の公式に当てはめるなら、車を持っていない私は普通以…

シン・ゴジラ

話題の日本映画「シン・ゴジラ」を観た。これは「平成ガメラシリーズ」以来、およそ20年振りに登場した傑作怪獣映画だ。1954年の第一作に原点回帰した2016年版「ゴジラ」と言っていい。 1954年版「ゴジラ」はビキニ環礁の米国水爆実験の犠牲になったマグロ漁…