暖房器具の見直し

 春の陽気、絶好の花見日和。人が大勢集まる場所は遠慮したいが、好天で桜が満開となればどうしても出かけたくなる。金沢の兼六園は先週5日(金)から一週間の無料開園を実施、天候にも恵まれ多くの観光客が訪れることだろう。

 日中は暖かいが、それでも朝夕はまだ冷え込むので暖房器具はまだ片付けていない。今冬購入したデロンギのマルチダイナミックヒーターはもうしばらく活躍してもらう。

 この暖房器具、私はてっきりオイルヒーターだと思っていたが、実はオイルレスヒーターだった。レス、すなわちオイルを使用しないヒーターで、金属板(たぶんアルミ)を熱して暖める最近主流の製品だった。

 最近主流と言っても私が購入したタイプはもう5~6年も前の中古品、オイルヒーター関連に全く無知な私が店頭に飾ってあった「最後の一品」の言葉に釣られ衝動買いした品である。

 ネットでいろいろ調べてみると、レスの方が性能は向上、値段が少し高い分、オイルを使用する従来品より軽くて熱効率も良いと言う。他の製品と比べようもないので信じるしかない。

 物を購入するときは事前に調べてみる必要があることを痛感。私のそれはタイプとしては古く、新型が既に出回っている。今となっては遅いが、正直私としてはこのタイプの新型が欲しかった。

 デロンギのマルチダイナミックヒーター、使えば使うほど愛着が湧いてくる。いつの間にかじんわりと感じる温かさが好きである。高額で買ったんだから使いこなさなければ損だ。来冬はいろいろ工夫して有効活用したい。

 エアコンや石油ファンヒーターはなるべく使用せず、灯油の入れ替えが面倒なので特に石油ファンヒーターは卒業したい。マルチダイナミックヒーターは温まるまでに時間がかかり、足元が冷えるのが欠点、だからそれを補う小型の電熱機と併用するつもり。

 ちなみに三月の電気代は去年の同じ時期より1万円ほども高くなったが、マルチダイナミックヒーターは電気代が高くつくことが分かっていたので特に驚きはしなかった。その分灯油を全く注文しなかったから、光熱費全体で見れば差し引きほぼゼロである。