2013-01-01から1年間の記事一覧

地域同士の補完

今年の夏は本当に極端。猛暑に覆われた西日本の太平洋側と、豪雨に見舞われた東日本の日本海側、これほどハッキリ色分けされるのも珍しい。日照りがつづく関東や四国では貯水ダムが干上がり、地域住民には節水制限が発動されている。一方、東北や北海道の一…

北國新聞と北陸中日新聞

今もメディアの主要部分を占めるのは新聞だが、全国紙から地方紙まで、各新聞社の傾向を知るには社説とコラムと読者投稿欄を見ればだいたい分かる。大手の朝日や毎日や読売など、最近はたいした違いが見られなくなりどれもが大政翼賛的になってしまった。 東…

幽霊は存在するか?

夏といえば、お祭り、花火、浴衣…と並んで、幽霊が定番である。8月の中旬はお盆で夏休み。先祖に手を会わせるためお墓参りをする人は多く、普段は意識せずとも、この季節だからこそ亡くなった方々に思いを馳せることで霊への関心がいつもより高くなる。 と…

季節の異常

北陸地方も梅雨が明け、いよいよ本格的な夏の到来。しかし振り返れば、6月の下旬から暑くなり、7月に入って連日30℃以上つづいていたから、じつはとっくに本格的な夏は到来しており、梅雨は夏の季節にすっぽり包まれていたという感じがしないでもない。 …

恐怖の報酬(映画)

「恐怖の報酬(1953年制作、フランス映画、監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、主演イブ・モンタン)」を久し振りに観た。衛星放送の洋画専門チャンネルから録画したものだが、2時間半の長尺、欠伸ひとつすることなく見入り、改めてサスペンスの傑作…

今、一番したいこと

変化の少ない平凡な日々を送っていると、ただ時間だけが足早に過ぎ去ってゆく。こんな私に、もしだれかが「今、一番したいことは何か?」と問うなら、「旅行」と私は答えるだろう。一週間は贅沢かもしれないが、せめて二泊三日、いや一泊二日でもいいから、…

近未来予想

SFに興味がある私は未来や異次元の世界を空想するのが昔から好きだった。遠い宇宙の果てや、何百年〜何千年も経た時代について想像するのは楽しい。とはいえ、あまりかけ離れた世界や遥かな未来を思い描いても非現実的だから、これから20年〜30年先、日…

3年目に入る

このブログも丸2年が経過し、とうとう3年目に入りました。月並みな言い方ですが、本当に時間の経つのは早く、あっという間でした。 1年目は二日に一度のペースで記事を書きました。2年目からはそんな自らの縛りを解き、書きたいときに書くことにしました…

力は得るものではなく捨てるもの

2001年〜03年にかけて公開された、ニュージーランドとアメリカの合作映画「ロード・オブ・ザ・リング(監督:ピーター・ジャクソン)」三部作(1旅の仲間、2二つの塔、3王の帰還)はファンタジー・アドベンチャーの傑作で、私の大好きな作品の一つ…

なるほど、そういうことだったのか…

ゲーム「Braid」のWorld2からWorld6までなんとか攻略してきた私は、いよいよ最終ステージのWorld1に挑むことに。行方不明だったプリンセスをWorld1でとうとう見つける。しかしプリンセスには手が届かない。ここまで来たからには、なんとしてもWorld1を攻略し…

ゲーム「Braid」の進行状況

先週の火曜日(7月2日)に「Braid」というパズル・アクションゲームをアップルストアからダウンロードしてから一週間、私はこれにすっかりハマってしまった。日常生活に支障が起きないよう、日々繰り返される最低限の務めはキチンとこなしているが、「Brai…

コンピュータゲームのこと

小さなイライラが溜まると、なにかの拍子に突然爆発するかもしれず、上手にストレスを発散することがなとても大切だ。私にとってストレス発散は、映画鑑賞やジャズ鑑賞であり、それらは日常の雰囲気を変える重要な手段となる。それ以外ではインターネット、…

6月は心地よい月

1年を通して私の一番好きな月は6月だ。理由はいくつかあるが、ひとつは祝日がないこと。8月も祝日はないが、夏休みやお盆などでなんとなく騒がしい。初夏の喧噪から本格的な夏の季節の谷間で、6月は静かでとても落ち着く。 他の月はどうか。1月はお正月…

トルコとブラジルの反政府デモ

トルコの首都イスタンブールを中心に、エルドアン首相の独裁的政治手法に反旗を翻す大規模なデモが連日繰り返された。少し遅れて、ブラジルでもサンパウロやリオデジャネイロの大都市を中心に、物価上昇や議会の腐敗に抗議するデモが発生、全国的に拡大しつ…

アベノミクスのデタラメ

年収200万円以下の人が、ある日突然1億円の大金持ちになったら…それで十分満足するだろう…と思うのは早計であり、おそらく次は2億円欲しくなる。人間とはそういうもの。まして会社の経営者ともなれば、まずは稼いで儲けねばならず、資産は多ければ多い…

朝食の変化

私の朝食は、食パンにイチゴジャム、野菜ジュース、バナナ、ヨーグルト、そしてコーヒー。イチゴジャムがマーガリンになったり、野菜ジュースが牛乳になったりすることはたまにあるが、いつも同じメニューだ。 先日、補充用のイチゴジャムと野菜ジュースを近…

インターネットと著作権

インターネットで青空文庫を開くとメインページの隅に「著作権の保護期間延長に反対します」との表示が目に入る。現在50年の保護期間を70年に延長しようとする動きに青空文庫は反対するわけだが、私もこれには同意する。 現状維持にとどまらず、著作権の…

天才と凡人の違い

「天才」という言葉、あまり軽々しく使いたくないが、巷ではずいぶん流行っている。ちょっと何かに秀でると「天才的な〜」とか、スポーツや芸能で「○○の天才」とか、書店を覗けば天才の二文字がついたタイトル本がやけに眼につき、ようするに世の中は天才だ…

4Kテレビは売れるかな?

我が家のテレビの話だが、つい先日、母親が馴染んでいたブラウン管テレビを薄型液晶テレビに替えた。 じつは2年ほど前、アナログからデジタルへ電波が変更されたとき、私が持っていた薄型液晶テレビを母親に与えようとした。しかし、ブラウン管テレビは「ま…

本物を見つけるために

人はだれでも疑っている。見たり聞いたり触ったり…それら五官から伝わる感覚からだけで本物を発見することができるのだろうか…と。光りが差すところには必ず影ができるように、光りと影とは互いに補完し合う。すなわち、実態そのものは、見えるところと見え…

説得力とはなんだろうか

それにしてもヒドいですね。橋下徹の破廉恥発言問題に対する本人の数々の弁明は、ただ単に「悪あがき」としか言いようがありません(大誤報とか、日本人の読解力不足とか…吠えまくっている)。じつに見苦しい。 「従軍慰安婦」における橋下徹の言い分は、『…

橋下徹発言をさらに批判する

橋下徹・日本維新の会共同代表の発言に内外から批判が噴出し、彼は窮地に追い込まれています。テレビに出たりツイッターなどで言い訳を繰り返す橋下徹ですが、ほとんど説得力はありません。 「従軍慰安婦(性奴隷)」や「米軍の風俗業活用」で持論を展開した…

橋下徹がダメな理由

橋下徹・日本維新の会代表がまたまたやらかしました。本当にこの人はマイナスの大きな問題提起をしてくれる人ですね。「従軍慰安婦(性奴隷)」と「米軍の性処理」に関する橋下徹の発言は、国内だけでなく、海外からも厳しく批判されています。 インターネッ…

隣近所の人々

私の町内では、古くからの人々も暮らしているが、新たに住み始めた人々の方が多くなり、だから昔の雰囲気は薄れてしまった。街並や人々の暮らしぶりは時とともに移り変わるのだから、当然といえば当然である。 長らく東京で暮らした私は、4年前に実家のある…

憲法は言葉よりも実践

日本国憲法の第二章「戦争の放棄」と第三章「国民の権利及び義務」を改めて読み返すと、これは理想であり、私たちの生きる現実とは随分かけ離れていることが分かる。第三章には「すべて国民は〜」とか、「何人も〜」から始まる条文が多いが、そこに記されて…

安倍政権に憲法を語る資格なし

平和、自由、平等、個人の尊重、基本的人権、国民主権…これらを表記した憲法でも、時代の移り変わりとともに文言そのものが古くなるのは当然で、いずれ新しい時代にふさわしい言葉に変えることは必要になってくる。しかし、それはあくまでも立憲主義の理念に…

夏目漱石を読む

去年の暮れから、夏目漱石の小説を読んでいた。彼の作品ばかりに没頭していたわけではないが、「吾輩は猫である」から死の直前まで書きづづけ未刊に終わった「明暗」までの長編物にはすべて目を通した。時系列的にきちんと作品を読み進めたわけでなく、その…

人に迷惑をかけるな?

大概の人は、小、中、高と学生時代を過ごすわけだが、どれほどの人があの頃は良かったと思い出すことができるだろうか。若き日の学生時代を有意義に過ごせた人は幸福者である。残念だが私には良き思い出がほとんどない。その一番の理由として先生に恵まれな…

アメリカ文化と私

ここで言う「アメリカ」は北米の合州国のことだが、振り返れば私なんか若い頃からアメリカ的なものに染まって生活していた。鑑賞する映画はアメリカ作品ばかりだったし、音楽も洋楽は英米のポップスが中心、外国のテレビ番組もアメリカのホームドラマや刑事…

ある意味、リッパ

朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮)はミサイルを打つのか? 戦争が勃発するのか? 朝鮮半島周辺が緊急事態だ。無益な戦争など絶対にしてほしくないから、朝鮮が暴走しないことを祈るばかり。 小国で資源もないのに核をちらつかせ軍事増強を目指す朝鮮は、国…