コンピュータゲームのこと

 小さなイライラが溜まると、なにかの拍子に突然爆発するかもしれず、上手にストレスを発散することがなとても大切だ。私にとってストレス発散は、映画鑑賞やジャズ鑑賞であり、それらは日常の雰囲気を変える重要な手段となる。それ以外ではインターネット、さらに異次元を体験できるコンピュータゲームの世界に耽溺するのもいい。

 さて、日々私が使用するパソコンは27インチのiMac。先日アップルストアで「Braid」というゲームを購入した(¥850)。私はまったく知らなかったが、このゲーム、かなり有名で、ネットの世界では評価が相当高いらしい。

 実際「Braid」を操作して高い評価が大袈裟でないことを体感。しかし、コンピュータゲームの世界をあまり知らない私にとって、これはあまりに難しく「どうしていいか分からない」というのが正直な感想である。でも、せっかく料金を払ってダウンロードしたのだから、なんとか攻略したいという気持ちが当然のように働く。

 そこで「Braid」に関することをGoogleで検索、さらにYou tubeにアップされた動画を見ながら参考に。そして、時間をかけ、なんとか最初のステージ(world2と呼ばれる)を攻略することができたのだった。これから先、もっとたくさんの異次元世界が展開されるので、果たしてどこまでついて行けるか分からないが、なんとかマイペースを貫きゲームを堪能するしかない。

 その昔「イース」というRPGゲームがあった。私が会社員時代の頃、当時のPC-9801というマシンで遊んだことを思い出す。洞窟や迷路が複雑怪奇、怪物が突然現れたりして夢中になり、連日、深夜2時、3時まで費やし、寝不足で仕事に影響が出ることもあった。結局、最終まで攻略できずに投げ出したが…。

 私にとって今回の「Braid」は「イース」以来の、RPGというかパズル・アクションの本格的コンピュータゲームとなる。気分転換を図るために試すつもりだが、ヘタをすればかえってストレスが蓄積するかもしれない。

 それにしてもコンピュータゲームの世界、なかなか奥が深く、老化現象の進行を遅らせるとか、やり過ぎは中毒になるとか、功罪の諸説が入り乱れている。私は前向きに捉えたい。頭を働かせ、指先を駆使し、面白がることこそが重要ではないか。コンピュータゲームを有効活用、毎日の生活の糧になればいいと思う。