老後の生き方

人間も70代、80代ともなれば、身体のどこかがおかしくなるのは当然で、たとえ自覚症状がなくても医者に診てもらえばあれこれ指摘され、問題部分の治療を勧められる可能性は高い。 健康志向に捉われ過ぎて医者の勧告に従い、病院通いを始めたり薬を処方さ…

不気味な光景

昔から悪名高い旧統一教会(世界平和統一家庭連合)だが、私も二十歳前後の頃、街中でその関係者らしき若い人から声を掛けられ集会場のような所へ案内されたことがある。話を聞いて胡散臭いと思った私はそこから即退散、深入りすることなく、距離を保てたの…

柔軟に生きる

気象庁は正直に「今年の梅雨は二度ありました」と宣言していいんじゃないか。今も昔も日本社会に欠けてる重要な要素の一つが柔軟性。一度決めたことをなかなか変更できない。なぜなら、方針転換すると「いい加減」とか「優柔不断」と批判されるから。 とはい…

生まれ変わる

人間は何のために生まれてきたのか、という問いは正確ではなく、本当は「人間は何のために生きているのか」と問うべきだ。 誰もがこの世に自ら誕生してきたわけではなく、まったく知らない男女の営みの果てにこの世に放り出されたわけで、自分を放り出した男…

日本はまだマシ?

嘘をつき騙しただけでなく、裏金を使い放題、脅しと懐柔で勢力を伸ばしてきた反社会的勢力。そんなヤクザ組織に長く君臨してきた親分が、組織の犠牲になった親の子供に殺されたとしたら、世間は暴力反対を唱えその子供だけを批判・断罪して終わりにするつも…

宗教(神)とカネ(金)

歴史上、人類が発明したものの中で、最も影響を与えてきたのが「宗教(神)」と「カネ(金)」。この両者は密接に結びつき、時の権力にまとわりつき、数えきれぬ大勢の人々を苦しめてきた。 何かに縋りたくなる人間の心情は理解できるし、だから私は宗教を否…

やけにモヤモヤする

安倍晋三元首相が背後から撃たれ死亡した8日(金)の事件、まったく予期せぬ出来事だったのでさすがに驚いた。普段テレビをほとんど見ない私である。ネットサーフィン中に情報が入り、急遽テレビを点けて確認したが…。 さて、テレビを中心とした事件の報道姿…

よく生きていられたなぁ

東京で暮らしていた頃、冷房は7月に入ってからと決めていたにもかかわらず、どうしても我慢できず6月下旬には扇風機を回していたっけ。しかし金沢へ帰省後、6月上旬には扇風機のお世話になるのが当たり前になってしまった。 そして金沢での生活も、近年は…

先が心配です

これから先もずっと晴れマークが続く天気予報、日本各地で真夏日を記録、猛暑日も至る所で。完全に空梅雨、雨が恋しい。九州南部、東海、関東甲信は早くも梅雨明け。北陸も今週中に梅雨明け宣言が出るかもしれない。 いつの間にか夏至も過ぎて、今は一番昼時…

厚化粧に騙されまい

ネットやテレビで人物の写真や映像を見る時、非常に違和感を抱くのは私だけではないと思う。男女を問わず皆が見栄えのため派手にメークアップし、シミやホクロひとつない顔で登場してくる。 人気タレントも、ニュースのアナウンサーやキャスターも素肌がマネ…

正反対でも表裏一体

孤独な人には大きく分けて二つのタイプがあるようだ。一つは、身の回りの事はひとりで出来るし、誰にも頼らず日々を過ごせるタイプの人。もう一つは、身体に障害を持つわけではないが、他人と会うのが怖くて外に出られないタイプの人。 前者が自立してる人、…

自立とは何だろう?

「自立」とは何か?と考える。これまで私は自立とは何でも一人でできることが基本で、なるべく他者に頼らずに生きること。そのように思い込んでる節があった。一見それは確かに自立してるようだし、決して間違ってはいないけど、もしそれに拘るようでは自分…

庶民はつらいよ

散歩を兼ね、ほぼ毎日夕刻時にスーパーへ足を運ぶが、一回の買い物が生活必需品だけで1500円前後の出費となると、この先、本当に大変なことになるのは目に見えている。 どうすればいいか、節約するしかないだろう。今現在ですら、モヤシ、豆腐、ちくわ等…

歴史は繰り返すのか

ロシアのウクライナ侵略を契機に、北欧のフィンランドとスウェーデンがNATO加盟を申請、正式にそれが承認されるのはほぼ決定的。正直私はこの二カ国がNATOに加盟せず、あくまで中立の民主主義国として貫いてほしかった。危うい状況の最中だからこそ、火に油…

受け入れる変化、促す変化

相変わらず肌寒いので半纏を羽織ってる。大型連休も終わり5月も中旬のこの時期、毎年こんなに冷え込んだかな、とふと思う。日中はともかく、夜間など冬のコートを着たくなるほど寒い。 我慢するのはやめた。寒いなら暖房を点ける。5月半ばは初夏の季節、電…

セックス、介護、引きこもり

「セックス」や「介護」、そして「引きこもり」、それらの領域が抱える問題はそれぞれ固有に見えるかもしれないが、じつは問題の根本に共通の要素が横たわる。それは強者と弱者の関係である。 つまり対等な人間関係が築けない状況下において、セックスも、介…

現実は厳しいけど

大型連休前半は寒くて天候にあまり恵まれなかった。昨日5月1日(日)は朝から雨でしかも相変わらず寒く、この時期に暖房を入れることになるとは。ただ連休後半は概ね好天になるとの予報で気温も上昇するらしい。 規制が取り払われ、観光地は大変な賑わいを…

これからのエネルギー施策

一年を通し、4月の下旬から梅雨入り前までは、多くの人がもっとも快適に過ごせるに時期に違いない。私もそう、暖房も冷房も必要ない期間は大変貴重である。ただ、5月に入る前の今はまだ肌寒く、気温の18~20℃は暖房が欲しくなる微妙な範囲だ。同じ表示…

季節が移り変わる中で

先週は前半が夏のように暑くて、後半は冬に逆戻りしたかのように寒くなった。冷たい雨を境に桜は終わり、季節の移り変わりを感じる。寒いからついエアコンの暖房を入れてしまうほど。温度差が激しいから冬物の衣類はまだ片付けられない。 桜が散り始める頃、…

金沢市と富山市

3月30日(水)に金沢でも桜が開花。一週間ほどで満開となり、散歩を兼ね私は毎年恒例の花見を楽しむため、先週末金沢城周辺を散策。この時期兼六園は無料なので、地元にいながら滅多に足を運ばない私だが、チャンス到来とこの時ばかりはノンビリ園内を歩…

生きづらい

新型コロナウイルス予防の為、予約した病院で先週三回目のワクチン接種を済ませた。一回目と二回目に関して副反応がほとんど出なくても、三回目でかなりキツい症状が現れる人もいると聞いてちょっと不安だったが、接種後は少し筋肉痛を感じた程度でホッとし…

現実はシュール

新型コロナウイルスが世界を覆う中、桜が開花した日本では各地で花見を楽しむ人々がいて、一方、ウクライナでは戦火で街は破壊され苦しむ人々がいて、これが同時進行する世界に生きてると、つくづくシュールだなと思ってしまう。 ミャンマーで軍事クーデター…

情けない選挙結果

先週の日曜(13日)、私の地元石川県で知事選と金沢市長選、さらに金沢市議の補欠選挙が同時に行われた。 知事選では有力な保守系の男性三人が立候補し、ほとんど横一線で誰が当選するかサッパリ予測がつかないまま投票日を迎える。三人とは自民党を離党し…

最強の安全保障・防衛手段

ロシアがウクライナ領土を一方的に侵略。ウクライナはロシアに抵抗することで戦争が始まった。こういう昔から繰り返されてきた戦争を見る度、つくづく日本の憲法九条がいかに重要であるかを実感する。 侵略する側の言い分は常に「自衛のため」で、相手に脅威…

お金よりも時間

60歳で現役を退くのが当たり前だった前世紀までは、引退後に年金で悠々自適の老後生活を送る…と多くのサラリーマンは憧れていたに違いない。 時代は変わり、今では70歳、80歳過ぎても働く人がザラで、それも好きで働いてるんじゃなく、働かないと生活…

恐怖心

戦争か、回避か、とヤキモキさせられたウクライナ情勢、しかしロシアのプーチン大統領はとうとう軍事侵略を断行。西欧諸国首脳との会談をプーチンは重ねたにもかかわらず、所詮ポーズだけだった。始めからロシア軍によるウクライナ制圧は決めていたかのよう…

一体いつまで続くのか

日曜の夕刻時から降り始めた雪。今日月曜から明後日水曜まで断続的に雪が降るとの予報。かなりの積雪になるかもしれないが、ただ木曜から空は回復、来週に入ると気温も上昇、一気に春の陽気に包まれる。つまり今冬は水曜まで、後2~3日の辛抱だ。 今冬もエ…

覚悟を秘めて

若かった頃は先がまだ十分にあったから、あれもしたい、これもしたい、と夢や希望が膨らみ、ただそれらを想像、夢想、妄想するだけで楽しかった。 が、年を取り先が短くなると、夢や希望は限定され、より現実的で具体的、なにより身体的なものへと変わってゆ…

世間から翻弄されるのは真っ平御免

新しい年が幕開けたと思ったら、はや1月が終わり、もう2月だ。新型コロナの変異株オミクロンが感染爆発した月として、2022年1月は記録に刻まれる。2月はどうなるか。感染増加はまだまだ続き、ピークアウトまでには時間がかかりそうだし、ピークアウ…

死ぬ前にしておきたいこと

「死にたい…」だけど一人で死ぬのはイヤ、だから他人を巻き添えに。最近どうもこんな形で事件が頻発してるような気がする。自殺願望は誰にでもあるし、巻き添えも新しい形ではないだろうけど、マスコミが大きく報道するからやけに目立つ。 ひと昔前には自殺…