生きづらい

 新型コロナウイルス予防の為、予約した病院で先週三回目のワクチン接種を済ませた。一回目と二回目に関して副反応がほとんど出なくても、三回目でかなりキツい症状が現れる人もいると聞いてちょっと不安だったが、接種後は少し筋肉痛を感じた程度でホッとした。

 接種したからと感染を防げるわけではなく、これは重症化する確率を低下させることを目的としている。ワクチン接種したから大丈夫とならないのは、二回、三回接種した人からも感染者が多く出ていることからも分かる。本当に効くのかという疑問も湧いたが、とりあえず自分の身体と相談して決めた次第。

 全国の新型コロナ感染者数は高止まりしたまま。いやむしろ今現在増加傾向にあり、オミクロン「BA・1」の派生型「BA・2」の蔓延でまた大幅に感染者が上昇に転じ第7波を迎える可能性は十分あり得る。

 ワクチン接種以外、治療薬として近いうち飲み薬も手に入るようになるのだろうけど、結局私たちの生活負担に新型コロナが一つ加わることとなり、ストレス社会が一層深刻になりそうだ。

 そのストレスに大いに関わることだが、今年に入ってからの物価上昇には参った。食料品だけでなく、電気代も大幅値上げ、使用量は大して変わらないのに昨年の同時期と比べて3000円も高くなっていたからビックリした。

 さらに、いつも利用してる近所のスーパーが、なんと4月20日をもって閉店するという。買い物に行ったら張り紙がしてあった。ショック、非常に残念。キャベツ丸ごと98円、トマト3個入り128円、リンゴ4個138円、大型サイズの豆腐二つで68円、モヤシやカイワレが10円…格安の野菜や果物がもう買えなくなる。庶民の味方のスーパーが閉店とはあまりに寂しい。

 話は戻る。感染研が今になってやっと新型コロナの空気感染を認めた。もうとっくの昔にそれは分かっていたこと。原子力ムラと同様、政府お抱えの感染研など全く信用できない。そしてウクライナ戦争は新たな戦争の形、すなわち情報戦の比重が増し、嘘の発表に騙されないことがいかに大切かを痛感する。オーウェルの小説「一九八四」の世界が益々具現化しつつある。