2016年 私の身の回りベスト5

 今年もいろいろあったが、その中で特に良かったものを挙げてみたい。範囲を広げると際限がなくなるので、私が直接体験した身近なものだけから選ぶ。

 映画好きな私としては映画作品を挙げないわけにはいかないだろう。「シン・ゴジラ」と「君の名は。」、そして「FAKE」がとても印象に残った。それぞれが今日的なテーマをうまく掬い上げ、どの作品も完成度は高かった。「この世界の片隅に」はまだ未見。一本だけに絞るなら、何がホントで何が嘘なのかを鋭く問いかけた森達也監督の「FAKE」。

 ゴキブリ駆除用の「コンバット」を初めて台所の隅々に設置。今年の夏はほとんどゴキブリを見なくなった。効果が絶大だったということか。去年まで使ってた「ごきぶりホイホイ」とは全然違う。

 ワイヤレスヘッドホンの「NB6」が予想以上に素晴らしく、Bluetooth機能があればどんな機種とも接続できる。アマゾンで購入したが、値段(5600円位)が手頃で、煩わしいコードが無く扱いやすいのはもちろん、音も良いし、さらに耳への負担も軽い。

 日本酒が好きなのでいろいろ飲んでみたが、「鬼ころし」が美味かったな。ただしこれは2リットルパック千円以下の安物で、原材料には米と米こうじ以外にも、醸造アルコール、糖類、酸味料が入ってるのが気になる。財布の中身といつも相談するが、高級酒にはとても手が出せない。

 最後に、馴染みのスーパーで販売してた、薩摩産かつおぶし「花かつお(40g)」にしようか。おかずがない時、ご飯の上にこれをかけて醤油を垂らすだけでいくらでも腹に入るじゃないか。じつに美味い。猫の気持ちが分かるね。

まとめると、
⒈映画「FAKE」
⒉ゴキブリ駆除「コンバット」
⒊ワイヤレスヘッドフォン「NB6」
⒋日本酒「鬼ころし
⒌薩摩産かつおぶし「花かつお(40g)」

 以上、私にとって2016年度もっとも印象深い身近な5点だった。

 格差が広がり、貧乏人には益々生きづらい窮屈な世の中になっていますが、それでも身近でささやかなものから喜びを見出し、明日への希望へと繋げたいものです。