2018-01-01から1年間の記事一覧

人類の到達点とこれから

現在はある意味で人類の到達点かもしれず、その象徴が「核」と「インターネット」だ。この両者は良くも悪くも世界をひとつにしてしまった。歴史の流れは科学技術の発達に伴い争いを拡大させつつ現在に至り、ついに、全体の破壊(核)と統制(インターネット…

社会構造に潜む暗部

日本大と関西学院大のアメリカンフットボール定期戦で試合中における日大選手の違法行為が発覚、さらにその後の日大の監督やコーチ、及び学長の謝罪記者会見が火に油を注ぐような状態となり大問題に発展している。 プレーを終えた関学選手の背後から日大選手…

5月半ばと野鳥の生態

5月も半ばを過ぎたのに、スカッとした爽やかな日が少なく、真夏のように暑かったり、梅雨の最中のようにジメジメして、いつもの5月とは違う気がする。そして、先週の19日(土)は急転直下の冷え込みで13℃までしか気温が上がらず、また冬に逆戻り。 じつは…

安楽死

あまりにデタラメな政治・経済状況がつづくので主張したいことは山ほどあるが、たったひとり社会の片隅で文句を連ねても現状はなんら変わらず、ただただ虚しさばかりが募る今日この頃。そんな中、まったく別の領域でとても興味を抱かせるニュースが目に入っ…

広い視野で見ると

朝鮮半島で和平が進めば最大の功労者は韓国の文在寅大統領だろう。そして独裁を欲しいままにして来た朝鮮の金正恩委員長も相当株を上げる。米朝会談の結果次第で、側近からバカ呼ばわりされて来た米国のトランプ大統領も評価が一変するかもしれない。 しかし…

日本はどこへ行った?

韓国と朝鮮の首脳会談が軍事境界線の板門店で実現、昨年までの緊張が嘘のような和気あいあいムードを演出した。文在寅韓国大統領の地道な努力を称えるとともに、金正恩朝鮮労働党委員長が融和政策に舵を切ったことを評価したい。 しかし、素直に喜べない部分…

後戻りできない

我が家は築100年の古民家。古民家と言うと聞こえは良いが、実際はオンボロでガタガタ。さて、この家をどうするか。改築?新築? 私が生きてる間なんとか維持できれば助かるが、そうはうまくいかない、いずれ必ず手を加えなければならない(お金が心配)。 私…

気になる出来事

安倍政権の支持率が20%台に下落という調査結果も出た。長く一強を誇示し好き勝手放題の安倍政権だったが急にブレーキを踏まれた感じになってる。このまま失墜する可能性もあるが、生き残りを賭け解散総選挙という手も考えられ、果たしてどうなるか分からな…

無関心と自惚れが身を滅ぼす

さすがに春から初夏へと一気に気候は進まない。昨日は朝から真冬に戻ったようにアラレが降ったりして、だから気温も最高8℃くらいしか上がらずとても寒い一日だった。今日も昨日ほどではないが寒かったな。 それにしても、天候不順のように世の中は混乱してる…

差別問題の本質

随分前だが「紳士協定(1947年米国制作、監督エリア・カザン)」という映画を観たことがある。米国社会におけるユダヤ人差別の実態を告発した内容で、公開当時は米国で話題を呼び、評価も高く、第20回アカデミー賞作品賞を受賞した。 詳しい中身は忘れたが、…

権力の改憲に反対する

現政権と自民党が中心になり日本国憲法を変えるためいろいろ議論・画策してるが、少なくともこれだけは言っておきたい。憲法を変えるかどうか、さらにどのように変えるか、それらを判断し方向性を決めることができるのは私たち庶民だということ。時の権力者…

売春問題の本質

「売春は歴史上もっとも古い商売」という言い回しもあり、しかも売春はどんな人間社会にも存在する。売春は無くならない、だから合法的に認めるべきとの意見まである。 しかし、この「売春」という言葉はいかにも一方的である。売春が成り立つには買春がある…

対話こそ推進すべき

朝鮮民主主義人民共和国の金正恩委員長と、アメリカ合州国のトランプ大統領、この敵対する両者の会談が実現しそうだ。今年に入り、そして平昌冬季オリンピックを境に急に進展し始めた朝鮮問題。予断は許さないが、対話はしないよりはした方が良いに決まって…

世界の水準

中国の現憲法で国家主席の任期は二期十年と決められているが、なんと習近平はこの任期を撤廃するため、憲法を変えようとしている。三期目どころか無期限に国家主席に居座ろうとする習近平は独裁者そのもの、民主化の期待もこれで一気に萎むかもしれず、中国…

ちょっと見ただけのオリンピックだが

もうすぐ3月、だんだん春の兆しを感じるようになってきた。あんなにたくさん降り積もった雪もかなり溶け、分厚い雪に覆われて歩く余地さえなかった近くの河川敷も、僅かとはいえ地肌が見えるようになってきている。 韓国の平昌で開催されていた第23回冬季オ…

個人の命は地球より重い

結婚したら夫婦は同姓を名乗る、という日本の法律。これは数ある理不尽な現象の中で最たるものの一つ。なぜ、自分の姓を相手に、または相手の姓を自分に合わせなければならないのか。これは人間から大切な個性を奪い、家族に呪縛させる手段である。 私は家族…

白い恐怖

先週の大雪、というより豪雪にはたまげた。5日(月)から7日(水)まで時系列的に記述してみる。5日。 朝起きて外を見たら20〜30㎝の積雪。今回の雪は一月の60㎝より多く積もるかもしれない。なぜなら木曜日まで雪マークがつづき、しかも気温が極端に低い…

成功の秘訣

2月に入っても相変わらず雪マークがつづく。むしろ1月より寒いくらいで、しかも長引きそうだ。確かに、一年で一番寒いのは2月だからしょうがないか。 一昨日の午後、晴れ間の時間帯、河川敷で久し振りにバードウォッチングしたが、あまり野鳥の姿は見られな…

地球人という個人

地球人、そう私たち皆が地球人だ。同じ地球人なら互いに仲良くすればいいのに、そうならないのは、この地球よりも小さく窮屈な国家や民族や人種や宗教に人々がこだわり過ぎるから。 例えば日本では、アイヌ民族や在日朝鮮人、そして沖縄人の存在がある。彼ら…

流行に惑わされたくない

先々週の大雪以来、朝の散歩ができず、だからバードウォッチングも十分楽しめない有様。それでも午後のひと時、ちょっとだけ河川敷の様子を見に行くと、カルガモやトンビだけでなく、カワガラスやツグミがいたりする。 時間の経過の早さを嘆くばかりの今日こ…

厳冬と猛暑

天気に関する記事を書くことが多いけど、今回も書かざる得ない。先週の後半は極端に冷え込み大雪となった。朝起きて外を見ると屋根には50センチほどの積雪と端から巨大な恐竜の牙みたいな氷柱が何本もぶら下がってる。金沢では久しぶりの光景で、子供の頃を…

個人の哲学

安倍晋三が総理大臣に就任してからというもの、瞬く間に日本社会は右傾化、本当に窮屈になってしまった。戦後70年間何とか維持してきた表向きの民主主義も、今や剥がれ落ち、差別が露骨となり、軍靴の音は高鳴るばかり。 なぜこうもあっさり激変したのだろう…

バード・ウォッチング

新年、あけましておめでとうございます。いよいよ2018年が始まりました。 さて、今年はどんな年になるでしょうか。少なくとも昨年より良い年になって欲しいと願わずにはいられません。もちろん何が良いかは人それぞれなので、ここでは狭い範囲内で極私的に判…