暖房器具を見直す

 今週は暖かくなる…どころか暑くなる。15℃以上、17~18℃が続き、20℃を超える日も。今月の終盤は少し冷え込み短時間雪が舞うかもしれないが、しかし冬はもう終わり、春到来を宣言してもいいくらいだ。

 ところで昨年末から今年にかけ、能登半島地震の影響もあり生活全般を根本的に見直してる。無駄遣いを極力避け、断捨離し、終活の準備をしながら、どうすれば自分の時間を長く確保しつつ有効活用できるかを考察中。

 定期購読や保険に関しては前回の記事で書いた。今現在真剣に向き合ってるのが暖房器具。これまで冬の期間はエアコンと石油ファンヒーターで暖をとっていたが、オイルヒーターについて思いを巡らせているうち関心が湧き、それでいつもの電気量販店で品定めすることにした。

 当初、購入するとしても来冬のつもりだったが、店頭で売れ残りの最後の一台がすっかり気に入り、その場で即注文、衝動買いである。選んだのはオイルヒーターの上位機種、マルチダイナミックヒーターという代物。メーカーは有名なデロンギ

 マルチダイナミックヒーターで電気代はかなり嵩むと覚悟している。一方、石油ファンヒーターを避ければ灯油代はゼロになる。光熱費全体を通してそれほど差は出ないだろう。さらに、灯油の注文やタンクの入れ替えをせずに済むのだから、生活上での時間効率の改善がかなり期待できる。

 ただこの製品、届いて早速使ってみてジンワリと何となく暖かさは感じるものの、今のところ期待ほどの暖房効果を得られていない。ただガッカリするのは早計だ。置き場所などいろいろ工夫すれば本来の能力を発揮してくれるに違いなく、せっかく高額払って買ったんだから存分に使いたい。

 なぜこのタイプの製品を選んだかといえば、従来までの石油ファンヒーターを卒業したかったから。灯油の注文や頻繁なそれの入れ替えが面倒で、時間効率が非常に悪かったし、それ以上に化石燃料で値段の高い灯油の大量消費に加担したくなかったからだ。