節約を目指す

 涼しくなった。いや寒いくらいで暖房器具を出したほど。しかしまだ10月中旬、11月を迎えるまで暖房のお世話になりたくないけど…予報では晴れマークがしばらくつづくから爽やかな秋であって欲しい。

 20℃が境界、それ以下になると冷え込む。先日の夜、部屋の温度が19℃しかなく寒く感じたので、臨時に電気ストーブを出したが、あくまで臨時のつもり。しかし出しっ放しになるかもしれない。ただ、電気代や熱効率のことを考えると電気ストーブは無駄。石油やガスのファンヒーターの方が便利だし断然暖まる。

 二週間ほど前、扇風機を片付けたばかりなのに…緩い坂道でなく、階段を降りるように季節は変化する。10月もあっという間に過ぎ去るだろう。

 それにしても毎日の買い物で食料品の値上げをジワリジワリと感じる。今では一日1000円以内で収めることができなくなりつつあり、月30000円以下で済ますことはほとんど不可能。現状は節約しても月35000円前後掛かってしまう。

 残りの人生の生き方を真剣に考えなくては…。料理を学びたい。スーパーの惣菜で済ませるのではなく、なるべく自前で作ること。しかし材料費の高騰で、かえって無駄になる場合もあるから要注意。

 年を重ねれば体力も次第に弱くなるのは仕方ないが、であればこそ物理的にも精神的も負担の少ない毎日を送ることが肝心。生活用品は必要最小限に抑え、余計な責任は極力避けるべき。妙なこだわりを捨て、身軽でいることが一番だ。

 とはいえ、統計によると65歳以上の高齢者で、丸二週間以上誰とも喋らない人がなんと25%もいるとのこと。無関心、無責任、無頓着になると一気に老け込むかもしれず、認知症など身体が不自由になると介護費用が大変な重荷になりかねず、高齢者の生き方が問われる。

 さて、引き出しを整理していたらデパートの商品券を発見。一枚1000円分が七枚もあったので嬉しい。冬の外出時に着るまともな上着が無かったので、さっそくダウンジャケットを手に入れるためそれを使いたい。