SNS依存症

 テレビを処分してから部屋がスッキリしただけでなく、生活全体を見渡してもかなりムダが減ったと思う。テレビに替わりラジオを重宝しているが、ラジオもつまらない番組はやはり多く、身内のお喋りはいいからもっと音楽を聴かせて欲しい。

 今一番利用しているのはパソコンでのインターネット。中でもYou Tubeを視聴してる時間が自分でも長いと感じる。もちろん朝から晩までそれと向き合ってるわけじゃないが、一旦開くと番組を替えながらついつい時間を費やしてしまう。

 正直、情報収集するためYou Tubeに頼るのは良くないと自覚している。まともで役立つ番組もあるにはあるが、ほとんどの番組が自分勝手で一方的、どうしようもなくクダラナイ。 

 You Tubeだけじゃなく、ツイッターフェースブック、インスタグラム、そしてLINEもある。これらSNSを使用すると、次から次へスクロールしたり、チェンジを繰り返し、止めることがなかなかできない。

 パソコンやスマホでそれらと睨めっこしてると、瞬く間に時間が過ぎて、大切な人生を台無しにするんじゃないか。そう思うのは私のような人間だけで、若者を中心に大半は楽しみ面白がってるのだろうが、とはいえSNSへの依存は要注意、もはやそれは中毒症状と言われても仕方ないかも。

 私のような高齢者も他人事ではなく、You Tubeで様々な昔の映像を見たりすると、正直懐かしく、ついつい過去の思い出に浸ってしまう。コメント欄を見ると「昔は良かった」と発言する人が多いが、しかし過去を懐かしんでばかりいるとしたらまるでダメだ。

 休日に限れば、日本人の多くはテレビを視聴する時間よりインターネットを覗く時間の方が長くなった、という記事をつい最近どこかで見た。映像媒体ではテレビが長らく情報伝達手段として中心だったが、ついにYou TubeなどのSNSが主流になりつつあるのか。時代の変化をまざまざと感じる。