緊急地震速報

 いきなりけたたましい音が鳴り響き「地震が来ます!」とスマホからアナウンスされた時はビビった。

 大型連休の終盤5月5日「こどもの日」午後2時42分頃、能登半島珠洲市震源としたM6強の地震が発生。私が住む金沢市も震度4でかなりの揺れを感じて緊張が走る。

 スマホからの「緊急地震速報」を初めて聞いたが、突然の発信音に、一瞬何かの家電が急に壊れたのかと。速報の数秒後に揺れ始めた時は怖かったな。もっと怖かったのは揺れがしばらく続いた後、さらに衝撃的な大揺れに転じるのか、それとも次第に終息するのか、その分岐点に至るまでのほんの僅かな時間だ。

 夜遅くになって2回目の速報が。一日に2回もそれを聞くとは思わなかった。今回は2回とも揺れが収まり安心したが、それにしてもこの「緊急地震速報」心臓に悪いよ。

 金沢市は揺れただけで済んだが、能登では珠洲を中心に大きな被害が出て本当に気の毒でならない。

 11日には早朝4時16分ごろ千葉県木更津で震度5強のかなり強い地震が。幸い大きな被害は出なかったらしいが、首都圏なので多くの電車の運行に影響を与えたようだ。震度6強の能登半島地震から一週間も経っておらず、巨大地震の前触れのようで何だかヤな予感がする。鹿児島県のトカラ列島近海でも群発地震が起きている。

 日本で住む以上、地震が起きないことを祈ってもそれは無理。大地震に見舞われることを前提に生活様式を整えねば。物の配置、水の確保、ポータブル電源、食品や医薬品等防災グッズの備え。2階建ての家で私はいつも1階の畳の部屋で就寝するが、古い家なので1階が潰れる可能性は高く、安全の為には2階に移動した方が賢明だろう。

 地震だけじゃない、災害が毎年のように頻発する日本列島。豪雨、酷暑、台風、大雪…今年もどうなるか。