いかにも常識的な判断

 私の新型コロナワクチン接種の予定は来月の21日(水)だったが、予約していた近所の病院から先週、今月の23日(水)にできないかという急の電話が直近に入った。おそらくキャンセルが出たのだろう、それで私は早速接種することに。二回目は7月14日(水)と決まり、当初より一ヶ月以上も前倒し。

 接種予定が早くなったからといって特別喜んだわけじゃない。副反応や後遺症、亡くなった人々の話もチラホラ聞くので、多少の不安がなかったかと言えば嘘になる。変異を繰り返すウイルスに本当に効くのかという疑問も湧いた。

 ただ、一日でも早く新型コロナのパンデミックから解放されたいという気持ちは強かったし、さらに無料だし、接種のメリットは必ずあると思っていたのは間違いない。 

 23日(水)の午後、私は近くの I(アイ) 病院にてワクチンを接種した。打たれた直後も、数時間経過した後でも、さらに翌日や翌々日にも体調面に変化は無く、副反応は見られなかった。今のところ順調なようで、打って良かったと思っている。問題は三週間後、二回目の接種後にどうなるかだ。

 正直、新型コロナワクチン接種後の反応を心配していたが、幸い私の場合は何も起こらず、それは体にうまく順応してくれたようだ。実際、注射した左上腕部分が少し筋肉痛のようになった程度でほとんど気にならなかった。本当に効いてるのかと思ったほど。

 まだ一回接種しただけだから、二回目の接種が終わるまでは安心できない。二回目の後の方がキツいらしい。そして、二回目が終わってもこれまで通り十分用心する必要がある。あたり前だがワクチンは100%ではないし、デルタ株の蔓延や、さらにラムダ株等の新種株にも要注意。

 新型コロナワクチンに関していろんな噂が飛び交っており、私の周囲にも「打ちたくない」という人はいるが、基本的には打たないより打つべきだろう。ただし、年齢の違いだけでなく体質の個人差は相当あるわけで、打つか打たないかはあくまで自ら判断すればいい。ワクチンパスポートなんか発行すべきではない、差別に繋がる。