年末年始は大丈夫か

 日に日に寒さが増し、暖房器の設定温度が上がってゆく。昨日の日曜はほぼ一日中晴れてホッとしたが、気温は上がらず最高でも9℃、かなり寒かった。先週はアラレが降ったり止んだりで、窓枠にそれがカチカチ当たり本格的な冬の到来を告げ、その大きな音を聞くだけで凍えそうだった。

 年末年始にかけ、さらに1月~2月はかなり厳しい寒さになりそうだ。今冬はいつもより冷え込みが早く大雪が心配だが、意外と冬本番は暖かくなったりして簡単に予想できない。断続的に雪が降るのは仕方ないが、豪雪にならないことを願うばかり。

 そんな雪よりも懸念されるのが新型コロナの新種株オミクロン。デルタからオミクロンへと塗り替えられるのは時間の問題だろう。本当に新型コロナウイルスは厄介だな。頻発する地震、大雪、オミクロン株、さらにインフルエンザも…ヤな予感がする。

 南アフリカから欧米へと広がり、今や世界中に拡散・拡大つつあるオミクロン株だが、今のところ重症者や死亡者の報道は聞かないし、ひょっとしてこれが新型コロナの最終段階かも、との予見もある。是非そうなってほしいが油断大敵、日本の第6波は覚悟しておいた方がいい。

 日本だけ大丈夫なんてあり得ないし、またまた緊急事態に陥る可能性もあり、日本でも既に三人目が発見され、今後爆発的に増加するかもしれず、だから三回目のワクチン接種を急ぐ声があちこちから聞こえてくる。良識的な人々からも8ヶ月の間隔は空き過ぎだと政府の対応を批判している。

 しかし、世界では特に途上国を中心に一回目の接種どころか、したくても全く接種できない人々が圧倒的に多く、ワクチン格差は拡大、不公平が罷り通る。

 日本のような先進国と呼ばれる国々が追加の接種を早めることが本当にいいのかどうか、大いに疑問。結局、ワクチン不足の地域から新種株が次から次へと出現、4回目、5回目とワクチン接種を繰り返すだけという結果にもなりかねない。