新たな年が始まったが

 暦では新たな年が始まったが、普段とあまり変わりなく、いつも通りの生活をしたい。年末年始、お盆、冠婚葬祭、宗教儀式…等々、しきたり、習慣、伝統、因習…それらに振り回されるのは本当にウンザリだ。社会秩序を維持しつつ、人はもっと自由に気楽に生きられるはずである。

 年末は日本海側でかなりの雪が積もり厳しい寒さだった。年は明けても相変わらず寒いが、雪は舞うものの多く積もることはないだろう。降ったり止んだり、ほどほどの雪なら安心。

 近所(別の町内会)に住んでるその人の名前は知らないが、積雪があると必ず率先して雪かきする小柄で年老いた女性がいて、メディアの宣伝でよく登場するタキミカさんみたいで実に頼もしい。ひとり大きなスコップを抱えて奮闘してる姿は感動的でさえある。

 雪かきする人と全然しない人とにハッキリ分かれるが、周りにはお年寄りが多く身体の自由が効かないのかもしれず、個人差もあり人に対して一概に善悪の評価を下すべきではないだろう。私だって高齢者、健康に自信はあるが元気な身体はいつまで続くか。

 雪かきすると本当に良い運動になる。ただ人によってかなりの重労働となり身体への負担は重い。年配者はたった一人で作業しないこと、人目のない場所では特に危険だ。

 さて、新型コロナのデルタ株とオミクロン株が混在して日本でも拡大傾向、連日感染者が増加中で今月末頃にはとんでもないことになってるかも。それにしても、たった一日で数十万人が感染してる欧米諸国は凄まじい状況。

 今のところオミクロン株では重症者や死亡者がそれほどでもないことが救い、とはいえ軽症でも新型コロナは普通の風邪とは違いかなり辛いようだし、生活に支障をきたす後遺症を引きずる可能性もあるので十分注意しなければ。

 今年も地震、台風、豪雨…の自然災害は避けられないが、むしろ経済が疲弊し庶民生活は益々苦しくなるような気がする。岸田政権が掲げる空っぽの「新しい資本主義」には全く期待できない。