普段はエラそうなことばかり言ってるが

 昨日の日曜、目覚めたとき明るかったので一瞬晴れてるかと思ったが、起きて窓を開けると一面雪景色で真っ白。一日中降雪との天気予報が当たり、かなり積もった(30㎝)。昨年は暖冬で雪がほとんどなかったから、久しぶりに真冬の光景を見たような気がする。

 金沢の冬はやはりこうでなくっちゃ…と思いたいところだが、年を重ねるとさすがに大雪は真っ平御免、雪は早く止んで早く溶けてほしいと願うばかり。

 去年まで履いてた冬用の靴だが、穴が開いて靴下がビショ濡れ、買い替えなければならない。衣類も含め冬物にはいつも苦労する。ついでに調子の悪い古くなった電子レンジも買い替えようか。連日寒いから光熱費はかなり高くなるし、出費が嵩む。

 雨、霰、雪、そして強風、つかの間の晴れ…この繰り返しが一日中つづき、いかにも北陸の冬である。雨や霰や雪だけならまだ我慢できるが、北からの冷たい強風にさらされるのがなんとも辛い。

 まだ12月中旬、こんな天気がまだまだつづくのかと思うとやりきれない。去年とはまったく趣が違うが、今冬が本来の姿だ。近年、夏より冬の方がいいと思い始めていたが、やはり北陸の冬は厳しくて夏の方がいいと思う…いやいや、猛暑の夏も厳寒の冬も嫌いです。

 今年を振り返ると、身体にちょうどいい期間が本当に短かったな。暑いか寒いかのどちらかなんて、何だか変。普段はエラそうなことばかり言うが、結局は気候変動など自然の脅威に右往左往させられ、人間はうろたえてばかりいる。