年末年始雑感

 大晦日から正月三が日にかけて急に冷え込み雪が降りつづく。金沢に帰郷してから6度目の冬だが雪に覆われた正月は初めて。でも、子どもの頃はこれが普通の光景だった。

 年末年始のテレビ番組は無視。紅白歌合戦なんてまだやってるらしいが、あんな番組を見る暇があるなら、テレビを消し、家族団らんのもと一年を振り返り、また新しい年への展望を語り合うほうがずっとマシだ。それにしてもバラエティーが中心の正月番組はいかにもつまらなそうでまったく興味が沸かない。

 年賀状には関心ないが、それでも届いた賀状に私はきちんと返事する。今年も何通か届いた。年々少なくなって数年後には一通も来なくなるかもしれない。ハガキ一枚52円は高いし、お正月用に印刷されたものだと100円ほどもするので気軽に買い求めることなどできない。

 好き嫌いは別に、年賀状は年明けしてから書くのが礼儀ではないだろうか。昨年中に「あけましておめでとう〜」なんて録画された正月番組みたいでおかしいよ。賀状は年が明け、数日後、あるいは一週間〜10日ほど経過してから徐々に届く方が味わい深くなる。

 さて、今年はどんな年になるか。みんな平穏無事な一年を願うのだが、残念ながらそうはならないことをだれもが確信している。事件や事故、自然災害が次々と発生するのは毎年のこと、今年も同じ。いや、想像を絶する出来事が起きるかもしれない。

 政治経済状況は益々悪化することは間違いなく、安倍内閣には1日も早く退陣してほしい。自公政権が下野しないかぎり日本は救われないよ。

 私的には早起きしたいと思っている。夜型人間で朝はさっぱりダメな私だが、年齢を重ねると夜は集中力がどうしても欠ける。早起きして午前中を有効活用したい。午前6時には起きるクセをつけたいもの。果たしてできるか…。

 音もなく雪が舞い、静寂に包まれた正月三が日の夜はなかなか眠れなかった。シ〜ンとした中、いろんな妄想が浮かんできて、静か過ぎるとかえって眠れないことが改めて分かった。