平穏なお正月だったが

 正月三が日が終わり、5日目ともなるとさすがに平常モード。それでも15日の左義長が過ぎるまでお正月気分はつづくかも。正月用のお酒はまだ残っているので、それは飲み干さねばならない。無くなり次第、私のお正月は終わりとしよう。

 それにしても、年明けから青空が広がり暖かく、それで近所の河川敷を散歩したが、じつに気持ち良かった。冬の期間もできれば毎日散歩したい。今後、曇りまたは雨、ときどき雪で、天気予報はあまり芳しくないが、でも晴れ間は必ず訪れるから、散歩できないことはない。

 河川敷を散歩しながらつくづく思った。世界中に素晴らしいところはいろいろあるだろうが、私にとってこの河川敷こそが世界で一番の場所ではないかと。人混みでゴチャゴチャしたところは嫌いだし、さりとて、殺風景なところはあまりに寂しい。近所の河川敷は人もまばらで、規模も最適、そして鳥や草花、魚や昆虫がいつも私を慰めてくれる。

 ようやく寒気が東日本を包み始め、冬らしくなりそうである。しかし、雪は降っても積もるのは山沿いだけ、平野部は大したことないだろう。今日まで5日連続、近所の河川敷を散歩できて爽快だった。上流から下流までおよそ3〜4キロ、時間にして45分ほど、散歩にはちょうどいい。

 「なんて穏やかなお正月だったろう」と歩きながら物思いに耽りつつ、しかし今年は日本や世界の各地で昨年以上の波乱が起きるに違いなく、一瞬の冷たい北風とともに不安と緊張が我が身を硬くした…。