身辺の変化

 年末だが特別意識するわけでなく、いつもと同じように私は過ごす。それでも季節柄ふと一年間を振り返ることはある。今年もいろんな事件や事故が発生したが、やはり12月16日衆議院選挙における自民党大勝が一番大きな出来事だったかもしれない。これまで、どうなるか分からない先の見えない不安は多少あったが、こんな政治状況となり、来年以降だいたい予想できる不安の方が大きくなってしまった。

 政治経済については専門家に任せるとして、さて今ひととき、身近な出来事についてちょっと振り返りたい。個人的に私の四畳半の部屋にて大きな変化が今年はあった。デスクトップパソコンをWindows仕様からApple製に替えてみたのだ。これまでWindowsビスタの入った富士通のパソコンを使っていたが、AppleOS X Lionのパソコンに替えたのである。

 ビスタはWindowsにおいて2世代も古いOSだし、マシン自体が5年近く前の製品で使い勝手が悪かったので変更しようと思ったのだ。どうせ替えるなら以前から興味のあったApple製のマシンにしたかったわけである。映画好きとして画面は大きい方が良く、購入したのは27インチのiMac

 結論として、iMacは非常に素晴らしいマシンだと思う。ビスタからLionにいきなり変わったので最初はかなり戸惑ったが、慣れるととても使い易くAppleのセンスの良さを実感している(途中、OSをLionからMountain Lionにダウンロードでグレードアップもした)。このブログもiMacで書いている。これまでWindowsで書いた文書など活かしたいのでワープロMac用のOffice2011を使っているが…。CPUがインテル製になってからMacWindowsとの壁は取り払われつつある。

 最新のOS同士を比較してみたくて、じつは今年後半に発売されたWindows8の無料トライアル版をiMac上で試してみた。完全版ではないので単純な比較はできないが、Windows8はとても不便で私には必要ないと判断せざるを得なかった。多くの専門家が指摘するように、これはデスクトップには向いておらず、タッチ式のノート型かモバイル型、さらにはタブレット用だ。

 IT業界も競争が激しく変化が著しい。企業などではマイクロソフトのシェアはまだまだ高いらしいが、近い将来勢力図がガラリと変わるような気がする。これから先、どんな斬新な製品が登場するのだろうか。私の四畳半の部屋に関して、5年後には一体どうなっているのか想像もつかない。