庶民ですねぇ!

 買い物に関して私は恵まれた環境にあり、すぐ近くに小型のスーパーマーケットがあるし、少し離れたところには中規模のスーパーマーケットだけでなく、大型のショッピングモールさえある。生鮮食料品やお酒や日用品など、少しでも節約するため、各店舗の安売り品をチェックしながら通ってる。

 近所のスーパーは歩いて3分足らず。中規模のスーパーと大型のショッピングモールも歩いて15~20分程度で、車や交通機関を利用する必要はまったくなく、わざと遠回りすることもあり、往復するとちょうど良い散歩になるわけだ。

 さて、10kgの米がどの店舗でも消費税込みで約4000円ほど。しかし近所のスーパーでは火曜と金曜に、それが3500円ほどで安売りしていた。これまで私はそれについてまったく気づかず、いつも4000円も払って10kgの米を買っていたのだ。灯台下暗しとはこのことだろう。500円の差額は私のような生活者にはとても大きい。

 自分は庶民だなぁ、とつくづく思うよ。夕刻の6時前にスーパーで買い物は不可、夜になり3割引きとか半額になり初めてそれができる。そして、おつとめ品を漁る毎日なのである。一日の食費は1000円以内が私の目標。とはいえ最近は1000円以上の出費が続き、どうすれば減らせのるか思案してるところだ。下手に自炊すれば返って高くなるし。

 世代に関係なく、私のように切り詰めてる人は多いだろう。衆議院総選挙が間近に迫り熱い戦いが繰り広げられてるが、庶民感覚を持った、庶民に寄り添う候補者を選びたい。31日の投開票日まで残り一週間足らず、私の場合は誰に投票しようか迷うことはほとんどない。とにかく、自民、公明、維新、国民民主、N党はダメ。マシなのは立憲、共産、れいわ、社民。

 それにしても、小渕恵三が首相だった頃までの自民党と、現在の立憲民主党とはほとんど違いがない印象で、立憲も保守政党だ。時代は右傾化、今世紀に入り現在の自民党は狭い価値観の極右政党へと激変してしまった。共産党もずいぶん柔軟になったし、世相を反映してるとつくづく思う。

 総選挙の結果はどうなるか分からないが、自公政権が続く限り、庶民の生活は益々苦しくなることだけはハッキリしている。