身の回りをチェック 

 昨日(26日)はかなり寒く、最高温度はたった20℃前後。曇り空で時々雨も降るし、午前中は身体が縮こまった。部屋着はまだTシャツと薄手の半ズボンだが、さすがにだんだん我慢できなくなるだろう。そろそろ上着を身に付け、厚手のズボンに履き替えたい。

 それにしても、秋分の日が過ぎると「陽」から「陰」へ、一枚の紙がひっくり返るような印象を抱く。だんだん外が暗くなり寒くなり、何だか寂しいが、面倒な草取りなんかしなくても済むから、一方で楽にもなるので気持ちが落ち着くのは確か。

 ところで、整理整頓についてこれまで度々書いてきたが、改めて身軽でいることが一番と実感。定期的に身の回りをチェックすることはとても重要で、知らず知らずに余計なものに囲まれ、生活が窮屈になってること事態に気づかなかったりする。

 同じ市内で引っ越してから三年近くになるが、いつか使うだろうと旧家から持ってきた物がいろいろあり、その中にはこの三年間まったく手に触れず仕舞ったままが幾つも。頂き物もあり、それらの物はさっさと捨てるか使いこなしてスッキリさせたい。

 例えば、蚊取り線香、小物だが箱ごと収納ケースの奥に鎮座していたが、そもそも私はマッチを持ってないので初めからそれは不要なのだった。何枚も手付かずのタオルも出てきたが、それらを眠らせておくのは実にもったいない。それから引き出しの奥から絡み合った何本ものイヤホーンなんかも出てきた。私はときどきアップルのAirPodsを使うだけ。だからもうイヤホーンは必要ないのである。

 毎年のように進化を繰り返すIT機器。しかし、それらに振り回される人生は送りたくない。冷静に自分の生活を振り返るとタブレットのような代物は私にはもう必要なく、家に居る時はパソコン、外出時はスマホ、それで十分。

 生きることは大切な時間がどんどん削られてゆくこと。限られた時間を有効活用するためにも、身辺整理を怠るまい。ただ、整理自体が目的になっては本末転倒。時間を有効活用するのが目的、身辺整理はあくまで手段。運動やIT機器も、健康になるため、生活を豊かにするための手段。手段に毎日が振り回されると思ったら、それも見直すことを忘れまい。