急変化

 つい一週間前まで夏に戻ったかのように暖か…いや暑かった。10月に入ったにもかかわらず、である。振り返れば、10月に30℃超えは以前にもあったな。一旦暑くなるが、それから一挙に温度は下降し、秋が本格化するのがパターン。

 すると、まさに先週末から急にクールダウン。今週に入って気温は最高が17〜18℃で最低が 15〜16℃、一日中ほとんど差がない。朝方はそれほどでもなかったが、昼に近づくほど肌寒く感じる。ストーブが欲しいくらいだが、いくらなんでもまだ出したくない。まだ10月中旬…でも、ガマンして風邪でも引いたらまずい。

 朝起きて薄曇の下、いつものように近くの河川敷を散歩。多くの人がランニングしてる、これは金沢マラソンのためだろう。今月29日(日)は大会の開催予定日。

 私は歩くのが好きだが、さすがに年を取ってから走りたいとは思わない。しかし高齢者でマラソンに参加する人も大勢いて、ランニングは大変なブーム。みんなカラフルなスポーツウェアに身を包み一生懸命、とはいえ必死の形相を見てると修行してるみたいで、もっと楽しく走れないかなと思う。

 そうだよ、もっと楽しんだらいいんだよ。勉強も、運動も、遊びも…遊びすら真面目に一生懸命、でも窮屈だよね。目標を持つのはいいけど、その目標のため型にはまらないようにしたい。高齢者になれば身軽でいることが一番、負担のない生活を送りたい。

 そして、急に冷え込んだ気候と同様、政局にも大きな変化。希望の党の勢いが急ブレーキ、選挙戦前のイメージから反転して雲行きが怪しくなった。

 来週の日曜日はもう総選挙の投票日。日々情勢が変化してるが、残り一週間でさらに変動するかもしれない。今現在確実に言えるのは、小池百合子希望の党が完全に沈没したということ。ほんの半月ほど前はイケイケだったのに、その勢いは今や全く失せてしまった。

 希望の党なんて私は初めから絶望の党だと思っていたが、それでも今回の選挙で100〜150ほど議席は確保するかと予想していた。ところが、一般大衆は嘘を見抜いたようで瞬く間に失速、おそらく議席はせいぜい50〜60程度になるだろう。
 
 希望の党失速は大歓迎だが、自民党が相変わらず勝利するようでは意味ない。何とか立憲民主党共産党へ票が流れて欲しい。