一番イヤな時期だけど

 今朝は6時45分に床から起きて近くのS川の河川敷を約40分間散歩。青空が広がりとても気持ち良かった。いよいよ本格的な秋の到来。これを契機に私も早寝早起きを実践し生活スタイルを変えたい。

 熱帯夜がつづいた8月が終わり、9月に入り気温が一気に下降。とても爽やかな秋の始まり。だがしかし、十代の学生たちの多くが憂鬱な気分に陥ってしまうらしく、新学期の始まりとともに登校拒否生徒がとても多くなるという。

 長い夏休みが終わり、また学校に通わなくてはならない。おそらく9月初めは一年を通し、多くの小学・中学・高校生にとって一番イヤな時期だろう。だからか、統計によると十代の若者で自殺者が一番多いのが9月1日で次が2日という(今年は月曜の4日か)。私もそうだった。宿題をしなかったから憂鬱で仕方なかった。

 私も若い頃、一歩間違えれば登校拒否になるところだったが、そうならなかったのには理由がある。それは好きな女の子が同じ教室にいたから(もちろん片思い)。その女生徒に会いたいがため学校に通ったと言ってもいいくらい。

 勉強が「やらなければならない」のだとしたら、こんなに辛く苦しいものはない。イヤイヤする勉強なんて身につくはずがなく、テストで高得点を取るための勉強なんて将来役立つはずがない。イジメに会ったり、団体生活が苦手な子もいる。イヤなら無理して通うことはない、学校だけが全てじゃないからね。

 それでも学校は大切な場所。なんでもいい、たった一つのことでいいから学校で楽しみを見つけたいもの。それだけで随分気持ちは変わってくるはず。辛く苦しくても、どうか命を投げ出すようなことだけはしないでほしい。人生はこれから、たくさんの選択肢があり、必ずいいことに巡り会える。