社会はいろんなタイプの人間で形成されているが、だからこそ、自分を知り、自分の役割を自覚しなければならない。どんな人間でもトップに立てばいいというわけではないのだ。少なくとも、打たれ弱いくせに虚勢を張る人間はトップに立つべきではない。常に批判にさらされる政治家なら尚更だ。
じつに不幸なことだが、もっともトップに立つべきではない人間が、今現在なんと日本の総理大臣として君臨している。それにしても、安倍晋三ほどひ弱な為政者は見たことがない。彼は自分への批判に、目を閉ざし、耳を塞ぎ、身の周りを自分と似たような仲間内だけで固めたがる。それこそが弱さの証明なのだが、自分の弱さを本人はまるで自覚していないから困ったものだ。
とはいえ、どんなに仲良しグループで身を固めようと、必ず批判は目や耳に入ってくる。最近の安部首相の表情は、2年半前の就任時とはまったく違う。うつろな眼で、何かにうろたえているかのよう、オロオロ、オドオドしている。安倍内閣の倒壊は時間の問題だが、その前に、安倍晋三本人が再び病に倒れそうな気がする。肉体からよりも精神面から…。
単なる駄々子、5才児から成長を止めた、じつに脆弱な人間が安倍晋三である。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正日や金正恩親子とソックリ、いや彼ら以下だ。
以前「侵略」に関して安倍首相は「歴史の専門家の判断に委ねる…」らしき発言をして責任回避したが、今回の安保法制では専門家の憲法学者の違憲発言は完全に無視。一方、新国立競技場計画では現行案を建築家の意見だけでなく世論の批判を受けて白紙撤回。ところが、沖縄県民の意向は無視、反原発も無視。これほど自分勝手、矛盾だらけをつづけるワガママ首相はかつていなかったのではないか。
「アベ政治を許さない」のポスターを掲げてデモに参加する人々がもの凄く増えているらしい。私は事情がありデモに参加できないが、このブログを通して反安倍晋三を表明しつつ、間接的だがデモに参加するつもりだ。