いろいろ腹が立つ

 人生、いつも明るく楽しく過ごすためには小さなことにクヨクヨせず、何事もおおらかに朗らかに、身の周りや世の中の動きにもいちいち腹を立てないことが肝心…と自らに言い聞かせる。が、しかし、ガマンできないこともある!

 東電の福島原発汚染水垂れ流し、安倍晋三の大ウソツキと東京オリンピック開催決定、弱者イジメの消費税増税、さらに集団的自衛権や秘密保全法や憲法改悪、そして竜巻や台風による甚大な被害…等々、私たち庶民の周囲で油断ならない事例がいくつも暗躍し発生するものだから、何事もクヨクヨせずおおらかに朗らかに…とはなかなかいかない。

 怒りの矛先を権力機構に向けても、せいぜいブログで文句を言うのが関の山。私ひとりの批判など、犬の遠吠えどころかノミの戯言ぐらいにしかならないことは十分自覚している。

 それでも、たとえわずかな言葉でも発散しなければストレスが心の奥底に沈殿しつづけるので、かりに読んだり聞いたりしてくれる人が誰もいなくても、己れを鍛えるためにと文句を書き連ねることが、心の健康を維持することになる…と自らを納得させる。

 さて、我が直近の出来事について。町内に回覧するためのメモをプリンターで印字しようとしたら、「マゼンダのインクが不足してるので印刷できません。すぐ補充してください」との表示が出て突然ストップ。え? なんで? オレ、マゼンダなんか使ってないよ、黒インクしか使わないんだよ。黒インク、まだいっぱい残ってるじゃん。

 最近のプリンターは優秀で精密で、キレイなカラー印刷が売りだから黒だけでなく、イエローとかシアンとかライト〜とか、6色も格納されている。そして一色でも不足すると自動的にプリンターはストップするらしい。私はカラー印刷をたまにすることはあるが、いつもは文章のみの黒しか使わない。だから、黒インクがたっぷり残っているのに印字できないのは納得しかねる(黒インクは何度か交換し補充してきた)。

 以前からプリンターとインクとの関係は知っていた。高性能なプリンターがとても安価なのは、後々インクの大量消費でカバーしようと企んでいるからだ(インク代が高過ぎる!)。それにしても、ほとんど使用しないのに、なぜカラーのインク量が減るのだ? 黒を印字するときカラーインクも自動的に消費されるようになっているのか?

 今現在、私はかなり腹を立てているのだ。